“Japanese Old Photographs of the red-light district”
遊里の古写真(絵葉書)を紹介しています。
古写真(絵葉書)の著作権についての詳細は、About the copyrightをご覧下さい。



画像は吉原公園。

大門から入って、仲ノ町を歩いて突き当たり、水道尻。

その左側に吉原公園(現NTT敷地)がありました。

関東大震災時、この公園内にある弁天池にたくさんの遊女が飛び込み、命を落としました。その悲惨な様子が絵葉書で残っています。

現代、その魂を供養するため、弁財天が祀れています。

その入り口の石門に、焼失した鉄の吉原大門の左右に刻まれていた銘文を読むことができます。

わたしが吉原を歩いた時に、その静寂とした空間に言葉を失いました。

浄閑寺で感じた静寂でした。


東京観音 東京観音
荒木 経惟、杉浦 日向子 他 (1998/01)
筑摩書房

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* 荒木経惟氏が撮った浄閑寺に心奪われます。
同じく「東京人生」にも浄閑寺に供えられ、捨てられる前の枯れた花の写真が掲載されています。

東京人生SINCE1962 東京人生SINCE1962
荒木 経惟 (2006/10/13)
バジリコ

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吉原遊廓内の仲ノ町につながる細い通りにも小見世の妓楼や商店などがぎっしりと建っていました。

この道幅は2間(3.636m)。


東京人 2007年 03月号 [雑誌] 東京人 2007年 03月号 [雑誌]
(2007/02/03)
都市出版

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吉原手引草 吉原手引草
松井 今朝子 (2007/03)
幻冬舎

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画像は吉原神社祭礼の様子。

吉原神社は現代もお参りすることができます。

お江戸吉原ものしり帖 (新潮文庫) お江戸吉原ものしり帖 (新潮文庫)
北村 鮭彦 (2005/08)
新潮社

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文化・文政・天保の初期、全盛期の吉原が、外からではなく「内の目」を通して余すところ無く書かれています。

その生活のすべての記述はありがちな参考資料に留まりません。

好印象なのはとにかく読みやすいこと!

そして、


画像は、沖縄那覇辻玉川楼。



画像は、沖縄那覇辻いろは楼。

日の丸を腰に巻いて―鉄火娼婦・高梨タカ一代記 / 玉井 紀子

著者がパラオの離島で見つけた碑。

それは短刀が埋め込まれた碑。

背景には太平洋戦争があり、さらに、

その短刀の持ち主は酌婦をしていた沖縄出身の女性のものだという。 米兵が建てたという碑。

そんな旅の中の偶然な(必然かも)碑との出会いにより著者は島の虜になってしまう。

さらに短刀の持ち主の女性をさぐってゆくうちに南洋帰りのひとりの女性と向き合うことになる・・・

高梨タカ、その人である。


画像は、琉球・辻の踊り。

辻の華―くるわのおんなたち (1976年) / 上原 栄子

明け方に読み終えて「へぇぇぇ!」と驚いた。

辻遊郭。

沖縄那覇の辻遊郭は女性のみの強い絆で結ばれた自治的組織色が濃い遊里です。

他の遊郭の悲惨な状況とここまで違うのか!とびっくりの「へぇぇぇ!」。

著者のお人柄か・・やわらかい文体と沖縄の風情に、実際に見たことも無い辻の姉さまが素晴らしく、艶かしい。


画像はジュリと呼ばれた女性。


宮平初子「首里の織物」 ー優雅・彩る技と心 / 宮平 初子

いつか風になる日  (CCCD) いつか風になる日 (CCCD)
元ちとせ (2003/08/13)
ERJ

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*わたしはこの曲を聴くと、沖縄で力強く生きたジュリたちが海へと向けたまなざしを想います。
日本各地、港で身を売った女性たちへの想いも同じです。
現代に生きるわたしの心にいつも深く沁みる曲でもあります。


画像は、戦前の辻遊廓。

琉球花街辻情話史集 (1973年) / 沖縄郷土文化研究会


琉球の民謡をせつなく、あたたかく取り上げているブログを拝見してから、どうしても辻の夜を彩ったであろう独特の音色を嗅ぎたくなりました。

この書籍は、


画像は沖縄、那覇の辻遊廓。

各地に散らばっていたジュリ(遊女)をまとめて辻遊廓としたのが1672年。

本土の遊廓と形成が異なり、廓主(女将)はアンマー(母親)と呼ばれ、ジュリたちとは固い絆で結ばれました。

また、女性のみで共同生活し、廓内で働く男性の介入は無かったのです。


琉球花街辻情話史集 (1973年) / 沖縄郷土文化研究会



画像は飛田新地。

1916年(大正5年)に築かれた遊廓で、昭和初期の妓楼の数は200軒を超えていました。


飛田百番―遊廓の残照 飛田百番―遊廓の残照
橋爪 紳也、上諸 尚美 他 (2004/01)
創元社

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